コンブチャ:Kombucha!
2011年 03月 07日
紅茶と、砂糖と、きのこのような元種で作ります。この”きのこ”が、Kombucha の発酵が進んで出来上がるころにはもう一つ増えてて、どんどん増やしていくことが出来ます。日本では紅茶きのこという名前でずいぶん前にはやった代物らしいです。
以前、市販の瓶に入っているのを買ってきて、その下にうっすらたまっているきのこのかけらみたいなので作り始めたことがあるけど、やはり力不足で成功しなかった事があり、ちょっとそれ以来チャレンジしていなかったのですが、今回友達のGemaがこのきのこを注文して入手したらしく、彼女が増やしたものを分けてくれたのでいよいよ本式に作ることが出来ました!仕込んで待つこと7日から10日、やっと出来ました~!
このKombuchaってすごいですよー!
紅茶と砂糖で作るので、こんなの健康にいいのかと思うんですけどね。
発酵食品ということで天然のプロビオティック取れるだけでなく、それ以外に、なんとデトックス効果もあるんです。
この”きのこ”が実はイーストとバクテリアのコロニーで、砂糖と紅茶に作用して酢酸と乳酸を作るだけでなく、少量だけど強力な解毒物質グルクロニック酸を作るんです。
通常、このグルクロニック酸と言うのは肝臓で作られているはずなんだけど、私たちの住む現代社会において、食べ物だけでなくって、身の回りのありとあらゆるものから私たちって毒素を被っていて、はっきり言って肝臓のデトックスが間に合っていない状態。そんななので、Kombuchaという形で、プラスアルファーのグルクロニック酸をとってあげるのは、体の自然なクレンジングプロセスの助けになるし、免疫力アップにもつながるらしい。(出典:Nourish Tradition by Sally Fallon)
で、大切な、味はというと、美味しいです!!今回は、アールグレーティーで作ったのだけど(それしかなかったので。。)、子供も喜んで飲みました。少し甘いし、炭酸飲料の感じです。今は冬だけど、夏には最高の飲み物になること間違いなしです!
そうそう、そしてこのSally Fallonさんの本に書いてあることには、ほかのフレーバーティーを使うより紅茶を使うのが一番グルクロニック酸が高くなるそうです。
それと、オーガニックじゃないティーはフッ素化合物がたくさんついているのでオーガニックティーを使うことが勧められています。
たまにKombuchaにアレルギー症状を示す人があるようです。アレルギーもちの人は少量から試してみて、アレルギー症状が出ないか観察してから飲むのがよさそうです。ひどいアレルギー症状を示したら、ほかの方法でデトックスをはかってから、またコンブチャ試してみるといいそうです。
この飲み物、ロシアのウラル山脈のあたりの人々が飲んでいて、広まったようですね。
興味がある方は、日本では、まだ売っている業者はないのかもしれないけど、もしかした育てている人は居ると思うので、見つけて分けてもらってくださいね。