典型的なアメリカパーティー?!
2010年 12月 16日
今回は、ポットラック(持ち寄り)ではないので、プレゼントだけ持ち寄ればいいことになっていました。
数日前に、何も持ち寄らなくていいの?と聞いたときに、主催者が言うことには「私は、もちよりってそんな魅力だと思わないのよね~、普通のパーティーのもの用意するから、何も持ち寄らないで~」ということだったので、本当にプレゼントだけもって行くことに。
11時からの予定で、到着したときにはまだ準備中の素敵な素敵なインストラクターのお家。
早速準備を手伝いにはいったんだけど、準備といっても、超簡単。
これぞ、アメリカって感じたので紹介したいと思います。
買ってきた、カットフルーツをお皿に並べ、ツナ缶と、ゆで卵にマヨネーズを混ぜたものをパン(アメリカのパン屋さんではないスーパーの棚に並んでいるパン、独特のにおいがします。。。)にサンドして、パッケージを開けてクッキーを並べ、プラスティックパッケージを開けてマフィンをお皿に並べ、冷凍食品の一口キッシュをオーブンで焼いて、お皿に並べる。そして、ベジタブルディッシュとして、ベイビーキャロット(これも袋を開けるだけ)、ブロッコリー(生で食べます)を、お皿に並べ、買ってきたマヨネーズ系のディップを添える。
あっという間に、テーブルいっぱいの色とりどりのパーティーディッシュが出来上がりました。
これって、すごくないですか?何一つ切ったり混ぜたりする必要がなく(ああ、いえいえ、唯一、サンドイッチはマヨネーズと玉子、ツナ缶を混ぜましたが。)ほとんどすべてのものは、スーパーが抱える工場で作られた食べ物たち。
家はもうパーフェクトに素敵、集まる人たちもおしゃれして、時は楽しく過ぎました。
ただ、見た目は美しいけど、味はどうだろう?、いったい中に何が入っているんだろう?という食べ物たちがパーティーの盛り立て役っていう、なんとも不思議な感じがします。
でも、これって、現代アメリカの典型的なパーティーの原型のような気もします。時には、これプラス、グリーンサラダが入ることもあるし、本当の手作りのものが入るときも、もちろんあります。
でも、こういう簡単な集まりでは、完全手作りってことは本当になく、スーパーのパッケージをあけて並べるスタイルがまかり通っていますね。
便利な世の中です。。。でも、それでいいのでしょうか?
手がかかっても、キッチンが汚れても、
それでも、手作りのほうが、中身があるような気がしませんか?