カラダの声を聞く

今日はダイエットについて〜。

ヘルスカウンセリング期間は6ヶ月が一応の目安期間なのだけど、その期間を通して出来るようになって行ってもらえるようにしている事の第一番目に来るともいえるのが、「カラダの声を聞く」そして「本当の自分を理解する」ってことだと思います。

私たちは、色んな情報に踊らされて、頭でっかちになってます。これは食べた方が良い、これは良くないと、頭で考えて食べている人もどんなに多いことでしょう。
かくいう私も、以前は何かのダイエット理論に乗っ取って、これが正しい食べ方だと『頭』で考えて食べていました。
人間が分かっている事なんて、この栄養学の分野でもまだまだ発展途上で、10年前に良いと言われていた事が、今では悪の根源のように扱われている事だってある位です。(マーガリンなんか、その良い例では?子供の頃っていうかつい最近まで、バターよりもマーガリンが良いって信じていました。日本ではまだまだ、マーガリン使っている家庭も多いかもしれません、マーガリン使うならバターを使いましょう〜)
数えきれないほどのダイエット本があって、一つ一つが、読んでみるとまるでそれこそ正しいかのように書いてあります。
それって、どうしてなの?と思いますよね。
でも、それは、ある意味正しいのです。その著者にとって、そのとき、そのダイエットは合っていたのだから。
でも、それが今の私に合うかどうかは別問題なのです。
もしかしたら、その本を書いた著者の方にとっても1年後にそれで調子よく行けるかは分かりません。それは、その方法が間違っていたという訳ではなくて、私たちはそれくらい多様なのだと受け止めています。運動レベルも違うし、遺伝背景も違うし、育ってきた中でよく食べて来た物も違うし、考え方も違うし、生活スタイルも違うし、血液型も違うし、、、違う事がいっぱいあります。
もちろん伝統的な方法で基本的に体にいいであろうという方法というのが王道としてはあります。
でも、ローフード、マクロビオティック、ゾーン、朝抜き、夜抜き、炭水化物抜き、炭水化物少なめ、、、などなど、「よし!この方法でいこう!」って、結構頭で考えて決めていたりしませんか?

最初は食事時間だから食べて、でも、何か調子悪くって、何が調子悪くさせているのかも分からなくって、、、でも、また食べて、、、ってカラダの声なんか訳け分かんない!!って所からスタートする方でも、食べる事の交通整理をしていくと、いつ食欲がわいて、いつ、何を食べるのが調子がよくって、何を食べたら、こんな感じがして、、、と自分のカラダが求める事に驚くほど、どんどん敏感になってきます。

そういう状態にまでなって来たらしめたもの。自分のカラダからのメッセージをきちんと受け取れている状態に活き活きし始めます。

でも、悲しい事に、人間、頭で動く動物。ストレスがある時のみならず、楽しいパーティーでもちょっと飲み食いしすぎた後の日なんかに野生動物だったらナーンも考えずにただ単に胃腸を休めるはずの日に、複雑怪奇な人間は
「ああ、昨日は食べ過ぎたーっ」て言うストレスから、
もしくは単なるカラダの(食べ過ぎによる)不快感から、
または、昨日の嬉しい気持ちを思いだしたくって、
または、昨日食べた物が消化されて吸収されるにあたっていつも食べないその食べ物がまた欲しくなる(inside out の状態)で
また食べ過ぎる。。。

なんて事になって来て、今まで調子良くやって来ていたのがすぐに調子を崩して、元の木阿弥のような気持ちになってしまいます。もう、カラダの声なんか分かんない。
もう、最悪。。。。そう思いますよね。

でも、大丈夫。

それだって、元の木阿弥ではないのです。1歩ずつ1歩ずつやっと3歩進んだのに2歩下がってしまったような気持ちになったとしても、そんな時があったって良い、大きく流れを見た時に、全体的に少しずつ前進していけていればいいことなのです。

クライアントさんの中で、プログラムを始められて、張り切って色々頑張りすぎる方がいらっしゃいます。それは、とても素晴らしいです。でも、そういう方は、3回目のセッションくらいでガタッと2歩下がるを経験されるようです。それには、急激な変化に慣れない潜在意識がストップかけるというのもあるとおもいます。でも、そうなる事が分かっていてもその流れに任せています。それはそれで大きな学びです。だって、ずっとに2重丸の食生活何て急に送れるようになる物ではないし、それが出来なかったときの自分の気持ちをどう受け止めるか、それを学ぶ事、それによって次のアクションが大きく違ってくるのですから。

と、まあ、話がずれてしまったけど、そんなこんなをしている内に(それプラス良い事を足していく方法もとっていきますが。)頭で考えて、食べるべきだから食べるではなくて、頭が食べたいものとカラダが欲しているものとが一致して来て、食べたくて食べて、食べてみたらカラダも、心もハッピーな状態になるというのをますます多く経験していくようになります。調子を崩す事があっても以前ほど大きく崩さないし、またいい調子に戻す術が分かってきます。

理論に対して頭でっかちにならず、自分のカラダと向き合うこと、食べる事に罪悪感を感じない事がそこに行くための遠回りにならない方法だと感じています。
by pineheath | 2012-04-22 05:48 | ホリスティックヘルス

自分の信じこみを書き換えて、欲しい現実を生きる方法♡


by Keiko
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