ヘルスカウンセリング 1:1クッキング

今日は、ヘルスカウンセリングのクライアントさんと、スーパで待ち合わせして、一緒に買い物をして、彼女の家に行って一緒にご飯を作りました。
それは、彼女にとって、自分にご飯を作るという事が、何ともおっくうな事で、いつも、野菜と言えば先週はブロッコリーを食べたわーとか、そんな感じで、ドかーんとキャセロール(生クリーム、チーズいっぱい)系のものは作るけど、それにしたって、沢山作りすぎて、3日目には見るのも嫌になって、捨ててしまうとか。
とにかく彼女にとって、自分にヘルシーなものを作る事って言うのが、相当なネックになっていました。いくら、卓上で説明しても、シンプルでもいいから、沢山野菜食べようよ、といっても、作る気にならないのです。作っても楽しめない、ってかんじでした。
この心理をもっと読み解いてみると、彼女は誰かのために作るのなら、結構楽しめて作れるのだけど、自分のために作るという所になるとやる気がなくなって、沢山作りすぎたものを、見るのも嫌になるという事らしい。
料理は、愛情です。
彼女の場合は、自分に対する愛情が持てない事がずっとに奥底のテーマとしてあるのだけど、その事は、ありとあらゆる彼女の生活に影響してて、料理などは、その大きな事で、自分に対して愛情を表現する事=自分への料理が楽しめないのです。
それにくわえて、2つ以上の野菜があった時に、どのように扱ったらいいのか分からない。というのも、実際的な所でハードルでした。
自己愛については、結局IHで扱うしかないなーと思ってて、それは数回あとのセッションでIHをやりましょうと言ってあるけど、今日は、野菜があったら、なんか、ざーっと作れる感覚を感じてもらいたくて行った1:1レクチャーでした。

スーパーで待ち合わせして、一緒に店の中を回りました。一人暮らしの一週間くらいの材料を買うという事で、買ったものは
ケール(巨大な束)
人参
ブロッコリー
赤ピーマン
アボガド
マッシュルーム
サラダミックス
タマネギ
カリフラワー
ニンニク、ショウガ
バナナ
レモン
メープルシロップ
チキン(骨付き)

家から差し入れで、玄米、カレー&スパイスミックス、味噌、わかめを持って行っていました。


時間節約のために、圧力鍋は持って行ってたけど、あとのものは基本的に彼女のを使うことにしてたのだけど、まず、ナイフがフルーツカット用の小さいナイフしかなくって、野菜をカットするが自宅で料理する時よりおおいに大変でした。
彼女も、その事は感じたようで、「これは充分エクササイズねー。」なんて言ってました。「もう今日はジムに行かないわ、もう充分エクササイズしたから!!」なんて言って笑いながら、料理したけど、
思うのは、料理に関しては、やはり、道具は道具です。小さいナイフじゃなくて大きなナイフがあればその分仕事は楽になる。
フードプロセッサーはそれだけの価値があるし、ハンドブレンダーだって、あったらその分楽になって行く。圧力鍋だってそうですよね。
毎日、シンプルに作るのには、たいして道具はいらないけども、時にはポタージュだって食べたいし、コロッケだって食べたいし、と、それなりにバラエティーをつけて、毎日、忙しい生活ながらも、おいしく健康的なものを家庭で食べようと思っていたら、ある程度の道具がないと、フットワーク軽く作れないと思うのです。
それは私が料理は1時間以内で作りたい、それでもおいしいものを食べたい、と思うせいなのかも知れませんが。
昔は、料理に何時間もかけていました。でも、今は、いかに時間に料理をしてもらうか(要は、つけ込んでおいたり、発酵させたり、仕込みだけしといたら、おいしくなる方法)
そして、実際キッチンにたっている時間がいかに少なくて済むか、って事が、わたしには必要になっています。それは、ライフスタイルによって大きく違う事だと思うので、それぞれの選択だと思うけど、野菜どんどん切れる包丁はあってもいいかもしれませんねー。
さてさて、
今日は、大きな圧力鍋を利用して、大量に野菜の入ったチキンスープを作り、それを、3つの鍋に分けて、一つはシンプルに、一つはトマト、ショウガも入れてとろみもつけてカレーに、一つはワカメも入れてみそ汁に、と3種類のスープ系の料理に。
あとはケールのニンニクソテー、(ケールは硬いけども、ソテーしたあと、少しの水を足して蓋をして蒸す事ですごく柔らかくておいしくなります。)
ブロッコリー、芋と、人参とタマネギの甘い温野菜サラダ、
玄米
を一緒に作りました。
色々説明しながらやったにしても、ほぼ1時間で作れたのでオッケイだったでしょう。クライアントさんは、横から味見して、うん、おいしい〜!と言ってくれてたので、味の方にも満足したようです。
一人で生きている彼女、精神的にキツい事だっていっぱいあるでしょう、帰り際に、「Keiko」と呼び止める彼女が言った事は、「時々、泣きたい時があるの、そんな時は電話して泣いてもいいかしら」と。
「今、泣きたい気持ち?」と聞くと、「今は、そんな気分じゃないわ〜!!」と作ったカレー&玄米をランチ用に手に持って、笑顔で仕事に出かけて行きました。

ヘルスカウンセラーとして、出来る事って、クライアントさんの今この時点をよりよい次元にシフトさせる事なのかな、と思います。そのより良い次元をこの瞬間に感じる事が出来たら、それを維持したいと思う想いを強く持ち、そのために次の一歩は自分が行動する事が必要だったりします。
今日の彼女も、次の一歩は自分が踏み出さないと行けません。どっち方向に踏み出すのも自分次第ですね。時に間違った方向に足が向いてもそれでもいいから、なるだけ嬉しい気持ちになる自分の方向に足が向いてくれたらいいなーと、心から思います。
by pineheath | 2012-10-18 03:25 | ホリスティックヘルス

自分の信じこみを書き換えて、欲しい現実を生きる方法♡


by Keiko
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