動く原動力
2013年 02月 19日
やる目的の事そのものにワクワクして、どうしてもそっちに行きたいって衝動を持って突き進むのとでは、同じ何かに向かっているにしても実は全然違ってきます。
何かに向かう衝動に突き動かされる場合、少々の一見障害に見える事は、もはや障害ではなくて,乗り越えるべくしてそこにあるという感じで受け止められるから、もちろん乗り越えることが前提でとらえられてるのだけど、
何か嫌な事から目をそらすために、何かをやろうとしている時って、
どうにも前に進む原動力に欠けるって感じで、障害が立ちはだかったら、すぐにやる気を失う。
または、ぐずぐずしてしまう。
だって、それって、潜在意識の中で見ているイメージはやっぱり目をそらしたい、その事だから。
結局、前に進むというのには、ある程度の馬力が居るんだと思うけど、その馬力を出すに値する、というか、馬力出してでもやりたいっていう目標が、必要なのだと思う。
そして、その目標というのは、考えているだけで眠れなくなるような、寝る間を惜しんでやっちゃうような、ワクワクするような、なんか、突き動かされてやってしまうくらいなものだと、もうそれが一番。
anxiety(発作的心配性)から立ち直りたいって言うお題でIHのセッションをしたクライアントさんが居たけど、
「anxietyを持たないようになりたい」って言う事を何度も、何度も言っていて、
「じゃあ、anxietyを持たないとしたら、どうなりたいの?」って 聞いたら、
「Oh my god,,, I have no idea… 」って言ってました。
彼女の場合、anxietyがない状態を理想にしていたけど、それが無くなったら自分はどんな感じになるのかさえ、イメージできなかったのです。
そこ(目指す所)には、ワクワクのかけらすら存在しませんよね。
(というか、この場合、目指す所があるのかって感じですね)
今持っている、実は持っているのが嫌な事を手放したら、私はどこに向かいたいんだろう。
そのワクワクできる行き先をしっかり持っているって事がすごーく大切です。
その向かう先は、今持っている事を手放して向かいたくなる位ワクワクする事なのか、
(だって、どんなに嫌な事でさえ、潜在意識では、それを持っている事が安全、安心として、持ち続けている訳だから、手放すのには、馬力がいるのです。)
自分の魂が向かいたい先なのか、そこら辺が見極めれていたら、もう、あとは突き進めるのだと思います。というか、そんな事考える暇もなく突き進んでいるって言う感覚ですね。
目標があるけど、どうも、ぐずぐずしてしまうって人は、本当に、それはあなたの目標なのか、もう一回考えてみた方がいいのかも。
今ある事から逃げるために作った目標なのかも。そうしなきゃ、いけないような気がする、って、今の現実から逃げるために、そうしなきゃ行けないような気がしているだけで、とにかく向かいたくてしょうがないから向かってしまうってほどの目標じゃないかも。
それだったら、本当にやりたい事って、もっと別の所にあるのかもしれません。
もしかしたら、何かをするって言うような大それた事ではなく、
本当はただ、ゆっくり、のんびり、幸せをかみしめる状態でいる事が、
そして、それにはただ、誰かとゆっくり過ごしている事が最高のワクワクに繋がるように思えるのかもしれません。
余りにも、Doingが重用しされているから、何者かでいなければいけないような、そんな強迫観念に追われて、何者かでいる事を目指そうとしてしまうけど、
でも、本当の自分は、ただ、ゆっくり、幸せを感じて、深呼吸していられる状態でいたいだけだったり。
何をいいたいかって言うと、今がなんか、モヤモヤして幸せ120%と感じられないなら、
何が自分にとって幸せ120%なのかを誰の判断基準も参考にせずに自分のハートに従ってイメージしてみるといいなって思うのです。
がむしゃらに、大きな事をやる事を目指して、なぜかぐずぐずしているなら、
それは本当にあなたをワクワクさせるものなのかをもっと見つめた方がいいし、
いや、家族とゆっくりしている事が私の幸せっていいながら、モヤモヤしているのなら、
実はもっとチャレンジな事をしたいのかもしれないという事。
そこに、誰かがこう言ったからとか、だって、年齢がこうだからとか、人からこう思われそうだからとか、そういう外側からのいい訳はなんにもいらなくて、ただ、ただハートに従える強さを私たちは持てればいいな、と。
今の現実が嫌だから向かおうとしている借りてきた目標では、人は頑張れないんだと思う。
頑張ったとしても、結構しんどいんだと思う。
いや、きっと、目標に向かって頑張るってどちらにしても、傍目から見たら大変そうなのだけど、やりたくてしょうがなくてやっているハートから湧き出る目標に向かう時はその努力を苦労とも思っていないという感じ。
だから、本当に魂が喜ぶ目標に向かって頑張りましょう♪その方がずーっと楽しいに違いない。